テンビル300mg「徹底検証」安全なのか?
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□概要
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の増殖を抑制する抗HIV薬です。ツルバダ配合錠のジェネリック医薬品であり、エイズ発症・進行を遅らせることができます。また、海外ではHIV感染予防薬としても認められております。
内容量 | 30錠/箱 |
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剤形 | タブレット |
有効成分 | 1錠中にエムトリシタビン(Emtricitabine)として200mg・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(Tenofovir Disoproxil Fumarate)として300mg |
ブランド | Cipla (シプラ) |
テンビルは世界的に有名な抗HIV薬「ツルバダ配合錠」のジェネリック医薬品です。
インドの大手製薬シプラ社が製造販売しており、多くの国に輸出されております。
ツルバダ配合錠と同一成分・効果ですが、お安く購入できるのが特徴です。
HIVすなわちヒト免疫不全ウイルス(エイズウイルス)は血液や精液を介して感染するウイルスですが、性感染が9割を占めており中でも特に同性間のセックスで感染します。
HIVに感染してもしばらくは無症状ですが、何年かの月日を経て発症する疾患が「エイズ」、すなわち後天性免疫不全症候群です。
免疫力が著しく低下し、様々な感染症や病気にかかりやすくなります。
根治治療法が現在の医学においても存在しないため、「不治の病」だと呼ばれております。
ツルバダ配合錠はHIVの増殖を抑制する抗ウイルス薬(抗HIV薬)で、エイズの発症や進行を遅らせることができます。数十年もの間エイズを発症させないことも可能です。
また、日本では治療薬としてしか認められておりませんが、欧米などの海外ではツルバダ配合錠による「予防的服用」が認められております。
それが PrEP(プレップ)です。
PrEP:Pre-exposure prophylaxis(曝露前予防内服)は、HIV感染を予防する方法です。
ツルバダ配合錠を1日1錠一定期間服用することで、HIVの感染を90%~100%近く回避できることが研究で明らかになっております。
また、より簡単なのはセックス前後に薬を飲む「オンデマンドPrEP」という方法です。
セックスの前後にツルバダ配合錠を合計4錠服用することで、HIV感染を回避します。
オンデマンドPrEPによる予防効果は87%以上だと言われております。
テンビルはツルバダ配合錠のジェネリック医薬品であるため、同様の効果が期待できます。
尚、PrEPやオンデマンドPrEPで梅毒・淋菌・クラミジアなど他の性感染症を予防することはできません。
HIVを含め、全ての性感染症を予防することができるのはコンドームの使用に限ります。
□効果・効能
PrEPは2012年にアメリカでが初めて承認されました。
そしてWHO(世界保健機関)もHIV感染リスクが高い人たちに対してPrEPを推奨し、2015年にはガイドラインが策定されました。
PrEPが承認されている国は欧米を中心に世界中で多くありますが、残念ながら日本ではまだ承認されておりません。
□用法と用量
<通常の用法・用量>
- 通常成人は1回1錠(エムトリシタビンとして200mg・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩として300mg)を1日1回服用します。
- なお、服用に際しては必ず他の抗HIV薬と併用します。
- また、中度の腎機能障害(クレアチニンクリアランス(CLcr)30~49mL/min)がある方は、2日間に1回、1錠を服用します。
<オンデマンドPrEP>
- セックスの前後にテンビルを服用します。
- セックスの2時間~24時間前に2錠、セックスの24時間後に1錠、その次の日(セックスの48時間後)に1錠を服用します。
- 1回のセックスにつき合計4錠を服用します。
<PrEP>
- 1日1回1錠を一定期間服用します。
最大限の効果を得るために
- 特にオンデマンドPrEPの場合、飲み忘れがないように正しく服用してください。
- 飲み忘れがあるとHIV感染を避けられない恐れがあります。
□副作用
主な副作用
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、めまい、不眠、悪夢、眠気、骨密度減少、骨軟化症、発疹、痒み、皮膚変色など
重大な副作用
- 腎不全、腎障害、膵炎、乳酸アシドーシス、免疫再構築炎症反応症候群、肝腫大(脂肪肝)
- 特に重大な副作用として挙げられる腎障害に注意してください。
- テンビル服用後に何らかの強い異常をきたした場合はすぐに医療機関を受診してください。
□情報広場
テンビル自体の流通はありませんが、先発品のツルバダ配合錠が国内の医療機関でも抗HIV薬として使用されております。
ツルバダ配合錠の薬価は1錠3863.6円になるため、30錠処方してもらう場合の薬代は115,908円になります。
ここに診察料・調剤料などの受診費用が加わると総額ではおよそ12万円前後となります。
HIV感染者のHIV治療であれば保険が適用されて3割自己負担で3.6万円となりますが、HIV感染予防においては保険がきかず全額自己負担(約12万)となります。
また、ツルバダ配合錠を取り扱っている医療機関・薬局は限られているので注意が必要です。(エイズ治療拠点病院であればほぼ確実に取り扱いがあります。)
□レビュー
□ご購入等は商品画像からお願い致します。
ベストケンコーにて販売しております。