ジネット35「徹底検証」個人輸入は安全なのか?
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□概要
ジネット35は世界中で非常に多く使用されている低用量ピル「ダイアン35」のジェネリック医薬品です。ほぼ100%と言える高い避妊効果に加え、月経困難症、PMS(月経前症候群)、子宮内膜症、難治性ニキビの治療にも高い改善効果があります。
内容量 | 21錠/シート |
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剤形 | タブレット剤 |
有効成分 | 酢酸シプロテロン、エチニルエストラジオール |
使用期限 | 2021-03-31 |
ブランド | Cipla (シプラ) |
□効果・効能
女性機能の発達、妊娠・出産、身体機能など生涯に渡り多くの機能に深く関わる重要なホルモンである女性ホルモンには卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」の2種類があります。これらのホルモンの増加・減少から生理周期のリズムや妊娠出産が成立しています。
低用量ピルは少量のエストロゲンとプロゲステロンを含有する女性ホルモン製剤です。ごく少量の女性ホルモンを補充することで女性自身で生理や妊娠をコントロールし、パートナーに頼らずに避妊をすることができます。非常に高い避妊効果があり、正しく服用した場合の避妊率はほぼ100%です。
低用量ピルは3つの作用によって避妊効果を発揮します。
1つ目は排卵抑制作用です。低用量ピルによって脳下垂体が「女性ホルモンがたくさん分泌されている=妊娠状態」と認識するために排卵が起こらなくなります。
2つ目は子宮内膜の増殖を抑えて受精卵を着床しにくくする作用です。子宮内膜が増殖せず薄いままだと着床しにくい=妊娠が成立しにくくなります。
3つ目は、黄体ホルモンの作用によって子宮頚管(子宮の入り口)の粘液を変化させて精子の子宮への侵入を防ぐ作用です。
このように3段階において妊娠を回避する作用があるため高い避妊効果を発揮します。尚、服用を中止すれば排卵は再開します。
低用量ピルは排卵を抑制することで卵巣や子宮を休ませてホルモンバランスを整えるため、避妊目的以外にも月経困難症、PMS(月経前困難症)、子宮内膜症、不妊症、更年期障害、難治性の大人ニキビなど多くの治療に対して有効です。
ジネット35は有効成分として酢酸シプロテロン(黄体ホルモン)とエチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)を含有する新しい世代の低用量ピルです。インドの大手ジェネリック医薬品メーカーシプラ社から販売されています。
ジネット35は海外では非常に有名な低用量ピル「ダイアン35」のジェネリック医薬品であり、同成分・効果でありながら低価格で購入できます。副作用が少なく、小柄なアジア人向けだという呼び声が高いです。
有効成分の酢酸シプロテロンは従来の低用量ピルの黄体ホルモン製剤にはなかった「男性ホルモンを抑制する作用」を持っています。そのため男性ホルモンの優位が原因で起こる大人ニキビに対して従来のピルより高い改善効果があり、海外ではニキビ治療に特に多く使用されます。
この作用によって男性型の多毛症や抜け毛に対しても改善効果が期待でき、更に巷では女性化希望の男性でも本剤を愛用している方が多いと言われています。(男性が服用する前提で開発されていないので、決して自己判断で安易に服用しないでください。)
□用法と用量
- ジネット35は通常1日1回1錠を毎日同じ時間帯に服用してください。食事の影響は受けないので何時でも構いません。
- 21日間継続して服用し、22日目からは7日間休薬してください。
この休薬期間の間に消退出血すなわち生理が起こります。出血がない場合もありますが、特に問題はありません。心配な方や何周期も全く出血がない方は医師に相談してください。 - 服用期間21日&休薬期間7日の合計28日間を生理周期の1周期とします。
- 29日目は新しい周期の1日目となります。新しいシートの服用を開始してください。
- 服用日によって避妊効果が変わります。
生理初日から服用をスタートすると1日目から高い避妊効果を発揮するのでお勧めです。
生理初日以外からのスタートだと、初めの1週間~10日間は十分な避妊効果を発揮できない可能性が高いです。他の避妊法と併用する必要があります。
□副作用
ジネット35など低用量ピルを服用すると、頭痛、むかつき、吐き気、下腹部痛、動悸、めまい、乳房の張り・痛み、不正出血、眠気、倦怠感など妊娠時のつわりのような症状が起こることがあります。特に頭痛や吐き気が比較的起こりやすい症状です。
これらは身体のホルモンバランスが妊娠状態に近付くように大きく変化することで起こるものなので、経度であればさほど心配いりません。継続していると身体が慣れて症状は消失します。
その他体重増加や肌荒れといった症状も起こることがありますが、こちらもほとんどは一時的なものです。
滅多に起こりませんが、低用量ピルなど女性ホルモン製剤の特徴的な重大な副作用として「血栓症」が挙げられます。エストロゲンの作用によるものです。
血栓症は血管内にできた血栓によって血液が詰まる疾患ですが、部位によっては心筋梗塞など命に関わるので危険です。服用後に苦しさ・動悸・痺れなど他にも何らかの明らかな身体の異常があれば、服用を中止してすぐ受診してください。□情報広場
ジネット35は日本では未認可の低用量ピルであるため流通していません。
インターネットで検索してみるとごく僅かのクリニックで取り扱っているようですが、基本的には国内の医療機関では手に入らないと思っておいたほうがいいでしょう。
ジネット35をはじめ低用量ピルの価格相場は約2,000~3,000円、ジェネリック医薬品だと約1,500〜2,000円です。ここに診察料・処方料・調剤料など諸々の受診費用が加算されると総額ではおよそ6,000~7,000円前後になるかと思われます。
尚、自費診療(保険が効かず、全額自己負担)となります。
また、内診や血液検査など何らかの処置を受けた場合は更に1,000~数千円追加されます。
□レビュー
レビュー1・飲み始めてから2年ほど経ちます。他のピルだとニキビが酷かったのですが、ジネットは大丈夫でした。体質的に合っているのかもしれません。価格もお手頃で助かります。今回12か月分を注文しましたが、1週間程度で届きました。